大切にしてあげてくださいね。

支えてくださる外部の方達にはとても感謝しているし、懸命にご家族の介護に関わられてる方達のことも応援したいと常に思ってるけど。

たまに、ああ、私と感覚がズレてるなあと思う事がある。

これは、もちろん、緊急の場合はのぞくのだけれど。

 

例を上げていけば、本当に些細なこと、なのだけど、私の中ではやはりとても違和感のあること。

 

どうも、介護を必要としている人が家族にいると、家族も、そしてヘルプに入ってくれる人たちも。

家族もそれぞれの生活を営んでいるということが頭の中から抜けちゃってるのではないか?ということ。

 

難しく言葉にすれば、介護者もまた主体的に各自の人生を生きる人である、ということ。

 

緊急事態が落ち着いて、ほぼ通常運転になってもなお、家族の生活がおざなりにされがちなのはどうしてなのかなぁといつも思う。

 

これは、なんなんだろう?

 

お年寄りを大切にするのとは意味が違うのじゃないかと私はいつも思う。

 

それはお年寄りやサポートが必要な人たちから、何らかの力を奪うことでもあるような気もしなくもなく。

 

ご両親を大切にしてあげてくださいね、とよく声をかけられた。今も、お母様お大切に、とは声をかけられる。

 

大切にしすぎて腐らせちゃうって、ほら、たまにあるじゃないですか、食べもんなんか。

 

私の感じてる違和感はあれに近いのかな〜〜。

 

廃用症候群、なんて、これのような…、あ、独り言です。